2011/08/31

野宿

ニースにどうしても行きたかった理由。


それは私の敬愛するシャガールの美術館があるから。


だからハイシーズンまっただ中の週末の、無理のあるTVG(高速鉄道)チケットを取った。


6時間、席なし。
しかも、土曜日の夜着。


当日の朝からネットでホテルを探すが、どこも満室。
空いているのは五つ星の一泊何万以上もするホテルのみ。


これはもしや、、、ついに野宿か?


なんて不安を抱きつつ、食堂車のちっこ〜いイスを確保し、ひたすら何も考えないようにした。


私ら2人とも、直前にならないと動けなくて、何事も効率よく動くのが苦手。


今まで、直前でも意外とスムーズにいけて調子に乗っていた我々に神様はイライラしたのかもしれない。


こいつらは身をもって経験しないとだめだなって。


蒸し暑くて、ちょっと治安の悪そうな駅について途方にくれる私たち。




早くもニースが嫌いになりそうだ。




一件見つけたホステルもベットが空いていたのに、後から客引きに連れられて来た韓国人を優先され、追い出される。




韓国人も嫌いになりそうだ。




その後、連れが一時間探しまわるがどこも満室。
(私はマックでマックフルーリーを食べながら待機。笑)


しゃーない、海岸で野宿するか。
ここが都会じゃなくて海があるだけましだよね。


ふらふらになった私たちが辿り着いた海辺は、砂じゃなくて小石だった。


神様のいじわる!!!


よく石の遠赤外線ってあるけど、ここはその逆。
芯から身体が冷えました。




あーーーー、まじでニース嫌いになるかも。




翌朝、そっこーで宿探しを始め、無事に部屋を獲得。


ハイシーズンのヨーロッパは計画的に動かないといけないと学びました。


しかしながら、ここで神様のごほうびか?!


宿で素敵な出会いが待っていました。


パリでパティシエをしてる日本人に、おいしいパスタを作ってもらったり、その友達の慶応ボーイにワインの選び方の講義を受けたり、祝日で花火があるとのことで海辺で花火を見たり。


ホテルに泊まってしまう我々はあまり出会いがないし、私に関しては初対面の人と話すのが苦手だから仲良くなるのも珍しい。


連れいわく、私はおいしいものを食べさせてくれる人には心を開くらしいです。


まあ、完全に胃袋をつかまれるわけですな。


この出会いのおかげで嫌いになりかけていたニースがとてもいい印象になりました。


やっぱり、旅は「人」がキーワードだね!!


コートダジュール!!!

朝市?昼市?楽しい。

南に来ると野菜が新鮮で美味。

マルセイユの石鹸!かわゆし。

蚤の市ではおもちゃも!!

これほしいよ〜。
トイレにちょこんと飾りたい。

シャガール美術館行けてよかった(泣)

目の色が違う猫は高く売れるんです。

ニース風おやじ。

エビ入りパスタ、サラダ、ワインで1人5€。
自炊っていいね。でも面倒でできない私たち。

フランスで花火見るとはな〜。
日本の職人連れてきてどんだけすごいか見せてやりたい。

ニース近郊のエズ村はモンサンミッシェルよりおすすめです。

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