そこは決して踏み込んではいけない世界。
な気がする。
宗教というものが身近でない日本人。
ガイドブックに載ってるからって迂闊に行ってはいけない。
聖地で有名なヴァラナシは、なんだか神がかったようなガンジス河とまとわりつくような重い空気であふれている。
極めつけはゴールデン・テンプル。
インド各地から訪れた人々はかならず参拝するという。
だから散歩がてら行ってみたんだ。
そしたら狭い参道はヒンドゥー教徒でごったがえし、歩くのも困難。
いつの間にか土産物屋の奴が勝手にガイドをし始め、連れがふらふらついていく。
(後でガイド料請求されんだからのこのこついてくなよ!!)
とイライラしつつ、むすっと歩いていたら
「むぎゅっ」
すれ違い様にケツをつかまれた。
異様に興奮したヒンドゥー教徒に囲まれ、ただでさえ不安になっているのに、その上痴漢に遭い、連れはどーしようもないじゃん的な感じでさっさと行ってしまう。
怒りが爆発。
パニックになった私は泣きわめき、インド人ガイドに怒鳴り散らした。
ちょうどその頃、
先に寺院の中に入っていた連れは猿にパパイヤを投げられ、周囲のインド人にゲラゲラ笑われて憤慨していたという。
ちくしょう。
そんな面白い瞬間見逃したのか。。
インド人ガイドは行ったり来たりしながら一生懸命私たちを励まし、
私のおでこにシールを貼り、売物のポストカードを与え、赤ちゃんのようにあやしていた。
まったく面倒見がいいなインド人は。
落ち着いた我々はやっと寺に入るが、祈りの儀式と称しぼったくられ、また気を悪くする。
人だかりがすごくて、何に熱狂してるんだと押しのけて見てみたら、
黒い便器が。
いや、本当は便器じゃないんだけど、便器に見えるんだ。
ヒンドゥー教ではリンガ(男根)と女陰が合体した偶像を崇拝しているらしい。
まじで便器にしか見えない。
彼らにとっては神であるわけだし、とても失礼な表現だとは思うのだが、便器を拝んでるようにしか見えない。。
そして排他的なヒンドゥー教徒たちに罵られ、さらに気を悪くする。
便器のようなものを拝んで、痴漢までして、神聖な寺の中で平気で人をだます。
なんなんだよ、ヒンドゥー教って。
神を冒涜してるのはお前らだ!!!!
と言ってやりたい。
こうやって宗教戦争が起こるのだな。。としみじみした濃ゆい体験でした。
意外とあんまり沐浴してない。
この景色はテンション上がる。
祈りに使う花。
ガンガーの日の出。
あは!
返信削除おもしろ~い!
お2人を想像しちゃったよ。
珍コとか満コ崇拝は日本にも沢山あるんだよ!
やる事同じ、、、
便器はないが、、、
巻き戻してパパイヤを投げられる瞬間を見たいです1
返信削除日本にもあるなんて知らなかった・・・人間みんなやることは同じですね。。