2012/01/31

ユーラシア最西端


フライトキャンセルやらロストバゲージやら、、、ここにきて色んな不運が重なり、日本シックが最高潮の私たち。

「帰りたい帰りたい帰りたい」と念仏のように唱えていた。

風邪も長引いて喉が痛くて、ものを食べるのも激痛がはしる、、、最悪やないか。


そんな私たちをポルトガルは暖かい春の陽気で迎えてくれました。

今までエンドレスサマーで暑くてたまらん毎日に辟易していたのだが、ここへ来てようやくさわやかな気分に。

ポルトガルのトラムはわりとスピード狂。

立ち飲みならぬ立ち食いパン屋がそこら中に!

どこのパン屋にもエッグタルトがある。

ポルトガル語で英語も全然通じない。

けどみんな親切に一生懸命話そうとしてくれる。

ヨーロッパなだけあってマナーもきちんとしているし、、

やっぱりある程度進んだ国はええのう~。


さあ、せっかくユーラシア大陸の端っこの国に来たんだから最西端にでも行きましょうか!

ということで旅に出てちょうど5ヶ月目、行ってまいりやしたロカ岬。

きゃあ〜〜〜〜〜!!!!!!!!


東南アジア、インド、トルコ、ギリシャ、東欧、西欧、、、なんてったって東欧からはずっと陸路で進んで来たのだ。

最西端ってなんだか心に染みるよ。

未だかつてこんなに水平線に感動したことない!

でも風が強すぎてさむいし、吹っ飛ばされて海に落っこちそうだし、余韻に浸ってる余裕もないわ。。

ヅラの人は要注意だからね!

こんなに風強いんだから!!

豚肉サンド食べたり、のんびり散策したり、心も身体も徐々に回復してきたな〜。

ポルトガルのミルク入りコーヒー、ガラオ。
カフェオレよりさらにミルクを入れた感じで飲みやすい。

定番の豚肉サンドウィッチ、ビファーナ。
茹でた豚肉にマスタードがたっぷり〜

リスボンはゆったりした時間が流れてて、歴史もあって、最先端のものもあって、、欲張りな私にはちょうどいいみたい。

情緒ある街リスボン、けっこー好きかも。


ポルトガル製スパイダーマン。
もうちょっと身体しぼった方がいいよ、おじさん。

バスコ・ダ・ガマの記念碑まえで、いやん♡

歩くとすぐ海、ヨットがいっぱい。

壮大なジェロニモス修道院。


イスラム文化とヨーロッパ文化が融合してる街。
外壁がモザイクタイルでかわいいの!

街中を走るトラム。模型にして飾りたい。

トラムにへばりついて無賃乗車は当たり前。

2012/01/26

TAP航空

カサブランカから飛行機で約2時間。

早朝の6時過ぎにポルトガルのリスボンに到着した。


やっとリスボンに行ける〜涙

朝焼けの美しさが身にしみますな〜。

我々の飛行機はめちゃんこ小さくて、おまけに一番後ろの席でリクライニングもできず結構辛かった。

何これ?いつのエアバス?みたいな。

でも、もうここはヨーロッパ、何もかもが安心だ。

入国審査を終え、荷物を取りに向かう。

同じ飛行機に乗っていた人たちはうちらを除いてみんなトランジットだったらしい。

誰もいない。

そして掲示板にフライトナンバーが出ていない。



う~~~ん、、、、、いやな予感。



待てど暮らせど、我々の荷物とおぼしきものは現れない。

空港職員に尋ねて探しまわっても見当たらない。


いやな予感的中。



まさかのロストバゲージ\(^0^)/ わーい、ついにきたどーーー!!



TAP航空よ、フライトキャンセルの次はロストバゲージか。

本気で潰れてしまえ!!!



荷物は届けてもらう場合、鍵をこじ開けるってゆーから自分たちで取りに行くことにしたのだが、1日経っても連絡が来ない。

あ~~~~もうっ、日本クオリティが恋しい。

結局ホステルの親切なスタッフが電話してくれて、無事荷物が戻ってきてることがわかり、愛しいバックパックに再会することができました。

なんとマドリードまで旅してたんだって。

おかえり、私のかわい子ちゃん。

しかしながらフライトキャンセルでポルトガル滞在期間が減った上に、ロストバゲージで時間を取られ、ポルトガル語もわけわかんなくてブラジルビザもとれなくなった。

まじでTAPに時間とお金を返してほしいわ。

結局リスボンからブラジルinのルートを、ブラジル経由アルゼンチン行きへと変更することにして更にお金がかかった。

もう二度とTAP航空は使わんっ!!!!!











でもブラジル行くの結局TAPだったけどね。。。


 ポルトガル一番の◯◯◯が食べられる老舗。

そう!昔日本でも流行ったエッグタルト!!

荷物を待つ間これが私を救ってくれました。
卵臭さもなく甘さ控えめ、他と比べたけど断トツ美味!!

絶望の街カサブランカ


さあ、ついにうざいモロッコを出る時がやってきた!!

モロッコはいい出会いも多くて楽しかったけど、あんまり肌のあわない国だったな~。

飛行機でポルトガルに飛ぶために前日にカサブランカin。

カサブランカはくそ汚くて、街の作りから何までデリーにそっくりだ。

気づいたら街の写真一枚も撮ってない!!

でも明日にはポルトガル!!

汚い宿も我慢我慢。

酔っぱらいに絡まれても我慢我慢。

ってのはできなくてかみついてしまったけど。。。

翌日の朝、さっさとタクシーで空港行きの列車が出ている駅まで行き、電車に乗ること30分、カサブランカ空港に到着。

駅もモロッカンタイルでかわいい。

電車ふつう。

着いたのはお昼で、フライトの時間は20時過ぎ。

かなり時間があるので、カフェに入ったり、モロッコ通貨を使い切ったりして過ごした。

フライト5時間前。

我々のフライトより遅い時間のチェックインカウンターが続々開きだした。

電光掲示板にカウンターの番号だけ表示が出でいるので確認しに行く。

航空会社はTAP航空なのに格安航空会社easy jetのお姉さんが座っている。

お姉さんはTAPは今日キャンセルだから、この番号に電話しなさいと言ってきた。


えっっっっっっっ?!


超テンパった。

でも違う航空会社の人だよね?

ちゃんとインフォメーションに確認した方がいいよね!と聞きに行ったら、キャンセルじゃないって言うんだ。


なんだ、あのお姉さん親切にしようとしてから回っちゃったんだね!


再びカウンターが開くまで待機。

フライト3時間前。

やっぱりカウンターは開かないまま。

不安になってインフォメーションのところに行くと、今度は違う人が19:10にカウンターが開くと言う。

そうか、TAPはぎりぎりになるまで開かないのか。

フライト50分前。

全くカウンターが開く気配なし。

どうなってんだ、インフォメーションへ行ってみる。

そうしたら、「今日はキャンセル。」の一言。


・・・・・・・・・・。


いい加減にしやがれ、モロッコ人!!!!!!!!

もし、最初に聞きに行った段階でキャンセルだと言ってくれればもっと早く対処できたのに。


何のためのインフォメーションだ!
そんなインフォメーション潰してしまえ!!!

忌まわしのカサブランカ空港。

連れが怒りくるって我を失った私をひっぱって、ATMでお金を下ろして、急いでカサブランカに戻り、宿を探し、翌日、野良電波を拾って日本に電話。

連れが冷静沈着な人でよかった。。

うちらのフライトは前日に変更になってたんだって。

何だよ、、ちゃんと伝わってたらもっと早くにモロッコ出られたんじゃん、、、


「絶望」

カサブランカに帰る電車をひたすら待つの図。

結局、翌日の朝4:00の便に振り替えてもらってポルトガルに行けることになりました。

飛行機に乗る時はちゃんとリコンファームしなきゃいけないね。


それにしてもモロッカンクオリティ、、、サイテーだーー!!

どこの国も駅は似てるね〜

イスラムの女の人の指先ってたまにギョッとする。
おしゃれも価値観も全く異文化なんだな。